災害に備えてペットを守る

大変遅くなりましたが、今回は「災害に備えてペットを守る」です。
ペットの飼い主様、写真のようにタンスの上にガラスケースに入った人形などを置いたりしていませんよね。大規模な地震が発生すると、窓が割れたり食器棚が倒れてガラスが飛び散るなど、身の回りの物が凶器に変わります。地震の揺れや音に驚いたペットがパニック状態で駆け回り、足などを怪我することを想像するとゾッとしますよね。また、抱きかかえられないような大型のペットであれば、避難場所に移動する際にも飛散物への注意が必要ですよね。
さらに、災害は飼い主様がペットと一緒にいる時に発生するとは限りません。暑いときにはペットのためにエアコンを付けっぱなしでしょうが、大規模な地震が発生するとエアコンは切れてしまいます。エアコンが切れても大丈夫なクーリングスポットはありますか。
家具の固定(突っ張り棒は役に立たないらしい)、ガラスの飛散防止、クーリングスポットの確保、ペット用救急セット(包帯、ガーゼ、医療用固定テープ等)の準備、同伴避難が可能な避難場所や避難経路の確認などなど。大切ですよね。
また、ペットと離ればなれになったときの対策として、ペットが保護された際に飼い主様の元に戻れるように誰が見てもわかる迷子札等を付けておく必要がありますが、我が家では狂犬病予防接種済票すら付けていません。それを考えると、脱落のおそれがなく確実な証明となるマイクロチップを装着しておくのが良いのではないでしょうか。
なお、ペット用の備蓄品については、環境省が出している「災害時におけるペットの救護ガイドライン(https://www.env.go.jp/nature/dobutsu/aigo/2_data/pamph/h2506.html)」にも載っていますので、これが一番説得力があるでしょうから私が触れるのはやめておきます。
2025年07月21日 18:02